INTEL 330 Series SSDSC2CT120A3K5 120GB 使用感想
2012年 08月 25日
マザーが返ってきてからもう10日過ぎてますねぇ…部屋の掃除&模様替えしてたせいです…w
今年は大型連休の度に部屋を弄ることに時間費やしてる気がする…w
+SSDに入れ替えたのでHDDの中身も掃除してたのがPC的には一番時間かかった理由。まーなんというか…重複ファイルの多いことw たった1年半でこれでもかと。
あとは数年前に買った録画用HDDが無駄にパーティション切りまくってたのを統合等々 とにかくデータ整理に時間がかかりました。
とまぁそんなことは置いといて、SSDの話!
今回初めてのSSDストレージ導入で、ド素人中のド素人です。今回の記事はそんな人間の感想だと頭に置いた上でお読みください。
今回買ったSSDはインテル 330シリーズの120GB。
これを選んだ理由は前にも少し書きましたが、安かったからです!
7月に価格改定入ったおかげでこのクラスのSSDならほぼ最安値かと。でなけりゃPLEXTOR買ってましたよ!そもそもM3Pで考えてたんで…w
INTEL製というブランド買いももちろんありますけどね。素人の考えですから…
さて、同梱内容ですが…
小さい箱の中にこれだけ詰め込まれてるとは…
今までHDDはバルクでしか買ったことなかったので、これだけ付属品あることに少し驚いた。
INTELだからなのか他のSSD箱入り製品もこうなのか?特に3.5インチマウンタまでついてるのはありがたいかと。必要な人の場合はわざわざ別途に買う手間が省けますね~自分は当初タワーの2.5インチ専用の場所に入れるつもりでしたが、これを使ってまだ空いてる3.5インチに詰め込みました。タワーの構造上、配線的にはこちらのがケーブルをまとめやすい。
さらにSATA 6GBとベリフェラル SATA変換ケーブル付きと新旧PC,電源を問わず、この製品買っただけで不足がないのはまさに素人向けの製品!
説明書は言語が不要の図解のみ。付属の8cm CDはなにかのツールかと思ったらpdf形式のデジタル説明書…w
良いほうに解釈するなら必要な言語だけで見れる。多言語説明書は分厚い&見難いの多いですからね~でもCD開くのってこれが「一台目(初)のPC組む!」って場合見れないよね…SSDつけた後に見れてもなぁw
取り付け後はINTELの公式ページからSSD用のツールをDL、インストールすることでさらに簡単にSSDを扱うことができる。
健康状態やファームウェアのアップデートなどもこのツールで確認できる。
さらに良いのはツールで簡単に環境をSSDに合わせて最適化できる点。
日本語で状態と説明が書かれてるので尚わかり易い。Windows7だと元々SSDに合わせて調整してくれるので、通常であれば使う必要はないはずなんですけど、自分の環境ではSuperfetchが無効にはされていなかった。HDDとの併用だからかも?それにしても取り付けてからも実に初心者に優しい。
それではこのINTEL 330 120GB…SSDの速度を測りましょう!計測はOSにWindows7 HP 64bitに、日常で使う(あくまで自分なりの~ですが)アプリのインストールを済ませた状態。SSD使用領域は22GB。
計測は定番のCrystalDiskMarkを使用します。
ん…さすがにOSインストールした直後に比べるとちょっとREADの速度落ちたっぽい
前はもう少し出てたんですけど、計測中なにかアプリ動いてた可能性あるかも。
それでも通常使ってればこの程度の速度は出てるもんだとわかってもらえればokかな?
公称値だとRead500MB/s Write 450MB/sなんで「すげー!」って、印象を受けますが、SandForce系の特性として圧縮のかかりにくいデータだとライト性能が大きく下がるらしく、それがだいたい上記の画像程度ものなのでこれは正常な値です。
上位クラスにあたる520だとライト性能はさらに向上してます。330はあくまでも廉価、スタンダートモデルだということは理解しておきましょう。
■SSD導入のメリットとデメリット
SSDを導入したことで得られる恩恵ですが、それは間違いなく立ち上がりの速度!
OSの起動は当然ですが、SSDにぶち込んだものは大抵アホみたいに早くなります。それはHDDの比ではなく、一度経験するとHDDには戻れないほど快適になります。
「待ち時間」ってものがまったくといっていいほどなくなりますね~さすがにゲームのローディングとかはなくなるまでの短縮は無理ですがw
また駆動音がないのもでかい…かもしれないんだけど、今のタワーにしてからはHDDでもほとんど駆動音シャットアウトされてるから正直自分の環境下ではわかりません…w
デメリットですが、PCの使用という点においてはほとんどないでしょう。強いてあげるなら容量がまだ少ない点だけ。
購入時に置いては容量に対しての単価がHDD比ではめちゃくちゃ高額なので、SSDのデメリットは容量に対する価格のみと言い切っていいと思います。
ただまぁこれはOSが7以降なら~の話。
XPとかだとSSDの使用は想定されていないので、SSDを最適化する知識が必要となる。しっかり調整できなければ本来の速度が出せなくて、SSDを買った意味がまるでなくなってしまう。
で・・・デメリットの話でよく見る『寿命』がどうこうの話ですが、これは「何年前の話よ…」ってことです。
とはいえそんなに昔ってわけでもないから今と昔が混在しちゃうのは仕方がないことかと。自分もSSD導入前はそういう印象ありましたしね。
この寿命っていうのは大抵「書き込み回数」を指して言われる話なんですが…
http://botchyworld.iinaa.net/ssd.htm
どう見ても気にするだけ負けです。
書き込み回数だけで言えばポン付けで特に弄らずでも現行のSSDなら保証期間余裕で持つでしょう。
そもそも「この120GBをお前は何十年使う気でいるの?」ってことですよね…w
ここ数年だけでも容量やコントローラーなど飛躍的に進化を遂げてるし、先SATA3というのも限界が見えだし新たな規格がでればさらに速度の向上が見込めるかもしれない。今のSSDなんてぶっちゃけ繋ぎでしかないと思うので、割り切って、SSDで得られる速度の恩恵を余すことなく享受すれば良いですよっと!
そもそもな話、SSDと比較してHDDのが寿命は長いのか?というとそういうわけでもない。書き込み制限はないが動かしていれば余裕で駆動部分が先にお釈迦。
実際問題、SSDも書き込み回数よりも他の原因によっての故障の確率のが高いように思います。
どちらにせよSSDもHDDも『消耗品』であることは理解しなければならない。
保証期間内(1~5年)は持たせたいという考えは正しいですが、十年とか持たせる考えは今すぐ捨てるべきw
■SSD導入に際してやったこと。書き込み制限や容量削減など
↑で寿命云々偉そうにはいったものの、最適化できるなら最適化するに越したことはないので、SSD導入時にこなしたことをメモしておきます。やり方はちょっとググレば出てきます。
・復元ポイントの削除
⇒容量削減の為。XPの時にも使ったことなかったんで…ただ、できれば残していたほうが良い部分ではありますよね。万一の機能なわけで。
・インデックスの作成を無効
⇒HDDでもいらない機能…かも
・仮想メモリの設定
⇒メモリの容量分SSDの使用領域が食われる…64bit OS使ってる人は要注意。なしか1GB~に設定するかはその人のPCの使い方次第
・エラー情報、ダンプファイル作成の抑制
・8.3形式ファイル名の自動生成を無効
⇒効果見込めるかは微妙…?
・TimeStampの書き込みを無効
あとは一時ファイル(キャッシュ)をHDDやRAMディスクに移す、ハイバネーション(休止)を無効にするなどでさらに書き込み回数、容量を削減できるんですけど…この辺はどうしようか~といった具合。
キャッシュなんかはSSDは効果大きいでしょうけど、120GBという容量では削減できるならしたいポイント。だがRAMやHDDっていうのもう~んといった具合。
休止も容量を常に確保されるし、使用時はメモリ分の書き込みがされるので気になるポイントだけど、録画機でもあるPCなんでスリープ、休止などは使い分けれるに越したことはない。(スリープ、ハイブリット、休止それぞれのメリット、デメリットは検索してください)
他もいろいろSSDに対しての最適化があるんですが、あんまり突き詰め過ぎるとSSDである意味がなくなってきて本末転倒にもなるので、SSDはできるだけ"使う"設定で良いと思います。無駄機能と容量面だけ気をつければいいかな?と自分は考えてます。
■まとめ 速度面ではトップには及ばないが、初心者でも簡単に取り扱うことができるSSD。
今回、物凄い妥協の末に価格面とブランドで選択したINTEL 330 120GBでしたが、初めてのSSDとしては悪くない選択でした。リードは兎も角ライト速度を求めるならやはり上位モデルの選択でしょう。
またこのクラスの製品としても速度面では一級品ではないのは確か。定番のClusialのm4とは一長一短なとこがありますが、宗教上の理由がない場合は速度面を見ればサムスンは強い。7mm厚というのも場合によってはメリット。
SandForceとは違って速度が安定しているMarvellコントローラーのPlextorのSSDは保証期間も長く、速度も良好なのでSSDで迷ったらここの製品が良いんじゃないでしょうか。あと東芝ですし…w
SSD素人の視点から見ればINTEL 330の選択というのは価格面が一番ですが、簡単に調整できる専用のツールに追加購入が不要な付属品。本当に手軽なんです。
INTELというブランドで選ばれてる理由ももちろん大きいでしょうけど、これだけ簡単で、安心して調整などできて使えるのは助かりますね。
性能面では選択肢にならないかもしれませんが、SSDの初導入としては繰り返しになりますが価格面でも手軽なんで悪い選択ではなかったと思います。最良かといわれるとちょっと怪しいですがw
少なくともOS用に導入した感動は凄いんで、これから手を出す方はいかがでしょうか?
■余談 でもまだまだ贅沢品よね…w
ぶっちゃけHDDのままで別に不都合はない!
SSDにしないといけないことってあるか?っていうと…?これが自分が考えれる範囲ではないんですよね…w
確かに速度は速い!HDDより間違いなく快適!だけども…まぁHDDだからって我慢できないほど待たされるってこともそんなに多くはない。そもそもこれまでもHDDで生きてこれたわけですしね…w
しかし、PCのスペックを上げるってなった場合、いくらCPUがよくてメモリを大きく積もうがアプリによってはHDDがボトルネックになり、速度を出そうにも足をひっぱられる場合があるのでそれも考え物ではある。
なので、ある予算内に収めたいという場合に限ってはCPUやメモリにお金注ぎ込んでも結局HDDっていうなら自分はある程度は削ってSSD導入のがスペックアップとしては「体感」しやすいと思います。つまる所はバランスですねw
もちろんなに用途かによって、一概にこうとは言い切れませんことは付け加えておきます。
まぁ結局難しい所ではあるんですよね…それでも現状はやっぱり贅沢品かな…私的には
120GBと同じ値段出せばHDDは2TBになる。こんなけあれば録画機としても1年~はゆうに持つレベル。(スポーツ大量に残さなければですがw)
あくまでもストレージですからね~容量がなければ話にならない。120GBあたりでやっと実用的なレベルかってとこですからねまだ。
でもこの先は非常に楽しみ!250GBも値下がりが早く、数ヶ月後には1万切っても不思議じゃない。
500GBも見えてきたし、来年~再来年あたりでは贅沢品とは思わないほどこなれてきてるんじゃないでしょうか。HDDと立場が入れ替わってすらいるかも知れないですね。
まぁ今すぐSSD使ってみたい!とかなければ自分としてはまだまだ待ちでもいいんじゃないでしょうか。
今回の自分のようにOS入れ替える~とか新しく組む~だとさすがにSSDいれてしまえ!w
by diehappy | 2012-08-25 16:46 | 駄文