PSP [DDFF] ディシディア デュオデシムFF クリア後レビュー   

2011年 06月 04日

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発売3ヶ月とかなり遅くなりましたが、とりあえず記録として…

このゲームは前作プレイ済みの人と初めてプレイする人で感想は大きく変わると思います。

前者の人にははっきりいって期待はずれの続編。
後者の人だと前作も含む遊び応えのある佳作ゲーム

”ディシディアにハマって仕方ない!”という人はもう買ってると思うので除外するとして、前作プレイして今作も買おうかまだ悩んでる人にはおすすめしません。この続編に関して思い当たるとこがあって買い控えたならそれは当たってると思います。

逆に"前作はプレイしてないんだけどディシディアには前から興味あった"という人には前作まるごと収録されてますのでおすすめです!前作自体はなかなかにFFファンを喜ばせるだけのアイデアが盛り込まれた良作だと思ってます。自分も好きです!


ならなぜ続編であるこれが期待はずれに感じたか?ズバリ、続編未満の完全版のような作品だったからです。

以下ネタバレを含む恐れがあるので折りたたみます。



続編ならぬ完全版なその理由。

これはハッキリいってすべてに言えることでストーリー、キャラクター、ゲーム性などすべてにおいて続編というには練りが甘い。前作がFFファンを喜ばせるアイデアを凄く盛ってきて、「FFという名を冠した駄作になるんでは?」という声をも撥ね退けるぐらい面白いファイナルファンタジーのお祭りゲーを作り上げたのに、これはそれを食い潰したといえる。

ではまずストーリーから。


ストーリー自体はいいとしてもその構成に難アリ。

今作メインとなる新規ストーリーは前作の前日譚のような構成になっておりそこから前作のストーリーに繋がるのですが、話のメインは前作のストーリーが大部分となる為、前作プレイ済みの人は面白さが欠けるのでストーリー買いはおすすめしません。

そもそも今作の新規ストーリーも自分は気に入らない。が、それは個人の感性によるものなのでここでは棚上げしておいてもいいとして、問題になるのがそのストーリー構成です。

というのも…今作と前作がキッチリと綺麗に分けられてるという点。

つまるとこ…今作のキャラクターと前作のキャラクターを交えて、メインストーリーをプレイすることができない。
それが出来るようになるのは終盤も終盤のクリア後である。

シナリオ的にはそれで綺麗に前作に繋がるようにはなってますが、せっかく追加したキャラクターとパーティーバトルがまるで生かされず、完全に前作のメインストーリーの流れを今作の追加キャラで同じようにしただけの水増しです。
そのパーティーバトルに関しても各シナリオの終盤のみと自由度に物凄く欠けている…それまでは順序固定のキャラクターとなるし、いざパーティー組めるようになっても新規ストーリーではカインはアシスト固定になり実質パーティーメンバーも決められてしまうという仕様…そこは自由に入れ替えさせろと。

自分が続編として求めたのは新規参戦組と前作参戦組を交えた新たなストーリーであり、パーティーバトルも同様で、前作と今作のキャラクターをどういう編成にするかな~と悩むのを楽しむことに期待していたのですが、結局は■eお得意の一本道をキャラクター選択にすら強制させられてしまいます。
せっかくパーティー制度を入れたんだからもっと活用して欲しかった…


追加キャラクターが少ない。カオスの追加など求めていない。

全8キャラなので少ないとは言い切れないんですけど、せめてシリーズ最低1キャラは欲しかった。特にこのゲームはゲームバランスうんぬんよりFFのキャラクターが入り乱れるお祭りを楽しみにしてる人が少なくないゲームで、ファンは当然ながら追加キャラクターの情報に一喜一憂したり、追加を予想、妄想して楽しんだわけなのに、発売されてみると8キャラ…うち1キャラはディシディアオリジナルキャラという微妙な追加数となってしまってる。

1や3は追加しづらいかな?という風には感じますが、人気作品の5,6,9に追加がなかったのは痛い。DLCでも遅くはないので追加キャラクターが欲しい所です。



新しく追加されたワールドマップも微妙な出来。

ワールドマップが追加されたのでRPGにより近くなるのかな~?と期待していたら完全な肩透かし。単純にフィールドを用意されて一本道を歩くのみ。まったく面白みに欠ける。
メインストーリー中は移動できる場所が物凄く制限されており、悩む必要がない本当に一本道になっている。FF13の反省点がまるで生かされていない…これなら前作のチェス盤のようなマップのが幾分かセンスがあった。

ただ誤解されるといけないので書いておきますが、終盤は自由にワールドマップを歩けるようになります。終盤も終盤のクリア後ですが…


戦闘システムには新たにアシストシステムが追加。

このアシストシステムは面白い!装備感覚でキャラクターを付け替えでき、このアシストによって生きる技が生まれたりと装備と戦略の選択肢が広くなった!特にブレイブ攻撃からHP攻撃へのコンボ技がないキャラクターはアシストによるコンボが可能になり、戦いやすくなったように思う。

が、■eのバカなところはこの面白いシステムをメインストーリー中、そしてクリア後にすら自由に選択できない仕様にしてしまっている。

自由にアシストキャラを付け替えできるのはあくまでフリーバトルや対戦のみ…上記に書いたブレイブ攻撃からHP攻撃へのコンボがないキャラクターは特にアシストに頼ることが多いのでこれのせいで戦略や装備が狂いに狂う。アシストありきのキャラが使いにくい場面が出来てしまうのは完全な失敗だと感じてます。


追加BGMは文句なし!ただDLC販売がお高い…CD使えるようにしろ!

もういいたいことは↑ですw
持ってる曲をなんでわざわざゲーム中で使う為にDL支払いしなきゃならんのかとw
これがゲーム専用じゃなければお得な値段なんですけどね~さすがにこのゲームオンリーでのDLCとしてはちょっとお高く感じますね。まぁワンコインなんで気にならないといえば気にならないんですがw

追加BGMは物凄くいいチョイスしたと思います!まぁこれ以外選択の余地はないよねとw


やりこみ要素は膨大。対戦を視野に入れればMHクラスに楽しめる。

クリア後も結構なボリュームがあるのでメインストーリーが終わってから本番というのが自分の考え。そもそも自由なゲーム性を楽しめるのがここからなんで当たり前といえば当たり前なんですが…

他にも"レポート"という本編のサイドストーリーやラビリンスなど対戦も視野に入れればかなりやり込めるMH並に数百時間と平気で遊べる作品になってます。ハマった人には大満足なボリュームだと思います。


まとめ

◆主な良い点
・前作をも収録した大ボリューム。前作未プレイでも1から楽しめる!
・FF13の新作を含めた8人の追加キャラクター。
・モグweb実装。
・戦闘システムに新要素。『アシストシステム』

◆主な悪い点
・続編としての目新しさが薄い、前作に頼りきった出来。
・期待より少なかった追加キャラクター
・まるで生かされていない面白みのないワールドマップ
・メインストーリーのアシストキャラのマップ固定

などなど…なんというか良い点と悪い点が表裏一体なんですよね・・・w
せっかく追加した面白そうなシステムが実際やってみると微妙な出来になってて、アイデアだけが先行して、それを面白さに繋ぎきれてないように感じます。

特に本当に残念で仕方ないのがアシストシステムですよ…なんでアシストキャラクターをマップ固定にしちゃったんだろう…アシストシステムは本当に良い追加要素だと思っただけに残念で仕方ない。


とまぁ今回はちょっとネガティブなレビューになりましたが、おすすめ度は最初書いた通りで、前作経験済で買い控えて今悩んでる人は安くなるまで待っていいと思います。 前作未経験で興味のある人は前作というかディシディアというゲームがなかなかに面白いゲームだとは思ってるんで続編という意識がなく1からやるならおすすめです。
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by diehappy | 2011-06-04 01:06 | PlayStation Portable

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